2015年1月30日

SAWAS PHOOL & Kinlay Band double release party [すばらしきこのしぶや]

1月28日のSAWAS PHOOLのライブに行ってきました!



▲「スパセカ」になってますよ(^o^;)

『すばらしきこのせかい』というスクウェア・エニックスのDSゲームでおなじみの、あのSAWAさんです。
すばせかライブは前回と前々回も行きましたね。

前々回:すばらしきこのせかい5th Anniversary -Crossover- Live at 渋谷O-WEST

前回、渋谷duoで行われた「すばらしきこのせかいLIVE Crossover 2nd」は記事を書いていませんでしたね。
またやってしまった。申し訳ないです。

気を取り直して、レポしましょう。
衝撃的な重大発表もありましたしね。





事前にオフィシャルショップでチケットとCDを購入。
SAWAさんの温かい手書きメッセージ付き。
チケットはステッカーになっていました。なんか嬉しい。

「すばらしきこのしぶや」というイベント名のロゴが後々取下げられたので、何か権利関係で揉めたのでしょうかと邪推してしまいます。
アルバムがすごく良くて、SAiKOにカッコいい曲ばかりです。
ラウドネスなロックだけじゃなくて、バラード調の曲やアコースティックな曲もあります。


さて。
すばせかライヴは前回、前々回とも、「音楽はあまり好きじゃないゲームのファン」がちらほらいて、意味もなく手拍子とかしちゃったり、のりきれていない人が前のほうにいたりして、そういう人がかなり目立っており音楽好きの私としては客層にがっかりしてしまいました。そのため、心の底からは楽しめませんでした。
もちろんライブ・パフォーマンスや曲や演奏はすばらしく良いものなのに、それを受け取り損ねてしまっている聴き手が何人かいるので、そういうところが気に障った。
もちろん楽しみ方は人それぞれだから別に大きなお世話で、どーだっていいことなんだけど、本当に音楽が好きでライブ演奏を楽しみにして来ている人を邪魔しないでほしいと思った。
愚痴終わり。
始めます。


まずは原宿の大戸屋で早めの晩ご飯を食べてから出陣。
原宿の大戸屋は落ち着いていて、すごくまったりしていますよね。店員さんと雑談したり、かなり愛想が良かったり。
渋谷西武の前の、パルコとアップルストアの通りの大戸屋(渋谷公園通り店)とは大違いで、天と地ほどの差もある。

余裕こいてたらギリギリに着いてしまいました。
Eggmanがどこにあるかわからなくて、あっちこっち道に迷ってしまいました。GoogleMapに場所が載ってないし、ブラウザで確認してもあのあたりは原宿から来ると道がぐちゃぐちゃしていてよくわからないと思った。素直に渋谷から行けばよかった。

コインロッカーが階段降りてすぐのところにあるのでよかった。
こういうところが渋谷を嫌いになれない理由。下北沢は本当にコインロッカーが無いので嫌になる。

チケット兼ステッカーを提示し、いざ中へ。
ステージが三角形になっていて、客席は半円形。かなり珍しい内装ですね。関係者席や物販の仕切りがチェーンをかけただけだったので、ちょっとわかりにくいというか、ライブ慣れしている人でも戸惑うような配置になっていたのが少々残念。
まあ、前のほうに行けばそんなの関係ないんですけどね。ライブハウスはどこでもそうでしょうが、目当てのバンドが始まるまでは後ろでたむろしたいじゃないですか(笑)

まあ今回はSAWAS PHOOLのブログで登場バンドがいくつか事前に紹介されていたので、それをチェックした上で開演時から観ようかなと決めていたので、最初から割りと前のほうにいましたね。

もっとお客さんが入っている感じをイメージしていましたが、最初のほうは結構ガラガラでした。
平日でしたし、仕事帰りに来たであろう人もいらっしゃったので、徐々に増えていった感じでしたね。
SAWAS PHOOLはトリだって予想つきますからね。


まず前座のROYAWEというバンド。
ORGE YOU ASSHOLEとオワリカラを足して2で割ったような曲調のロックバンドでした。
ライブ・パフォーマンスがゆらゆら帝国のような激しさで、動かないベースといいパワフルなドラムといい、完全に意識しているでしょうね。
特にドラマーは髪型もゆらゆら帝国の柴田一郎さんを模していて、ゆらゆら帝国を意識していますというのが丸わかり。
でもハードコアなサウンドが強烈で、ドラムがなかなかうまくタムの使い方が効果的で観るぶんには飽きませんでした。
トリコロールのスネアが印象的。ギター&ボーカルの陶酔しきった動きもナイスでした。
でもCD買おうとは思わないかなぁ。


次、2番手はDie By Forty。
SAWAS PHOOLのブログで紹介されていて、気になっていたバンドの1つ。
ギター&ボーカルが外国人の男性で、サイドギターが女性。リズム隊が男性2人という4人体制のバンド。
Nickel Backっぽい曲調で、緩急のあるグルーヴ感がすごくカッコいいバンドでした。
悔やまれるのはドラムがあまりうまくなかったこと。フィルインの歯切れが悪く、リズムキープをできていないところがかなり目立ちました。明らかに練習不足です。
曲はすごく良かったのに、それがとても残念。
最後の「macha(マーシャ)」もすばらしい曲でした。
ELLEGARDENとかが好きだそうです。なるほどと納得。エフェクターの音作りが確かにそんな感じですね。
特にキレッキレに尖ったサイドギターの女性がすごすぎて、圧倒されました。それにしてもファンが少ない(まあ自分も前日に知ったぐらいですが)。
彼らのCDは欲しいですね。買いたいです。





お次はLadybeard。
ヒゲの女装の外国人です。セーラー服おじさんとともに結構有名な人ですね。
ツインテールにテカテカのビキニ&スカートで登場。
初めて観ましたが、予想以上にエネルギッシュでアグレッシブでしたね。額に浮き出た血管がすごい。僧帽筋もすごい。
胸毛は剃っていないのに、ワキ毛は剃っているようです。胸毛は男性的アピールであり、ワキ毛はムダ毛で、ワキ毛を剃ることは女性的アピールなわけですね。
ファンのエネルギーもすごい。彼への迸る愛を感じます。特にコスプレ衣装の青いセーラー服と、岸辺露伴の「だが断る」パーカーを着た赤いセーラー服の二人組がすごかった。他にも最前列には結構人だかりができて、みんなでヘドバン。強い。
なんかバカやってた頃の大学生時代を思い出して少し懐かしくなりました。Ladybeardを観て懐かしくなるとかおかしいけど、なぜかそう感じずにはいられませんでした。自分が年取ったってことでしょうね。Ladybeardは心が乙女なのでしょう。
途中で緑のワンピースに衣装替えして、腹話術人形を持って登場。声はスピーカーから出ていたのかな。そんなパフォーマンスも愛される理由なのでしょう。
乳首が出ないように気をつけていました。さすがといったところです。女装をするなら、見えてはいけないところは見せてはなりません。体は男でも、女になりきることが必要なのです。それを教えてくれましたね。
歌った曲はセーラームーン、AKB48のヘビーローテーション、踊るポンポコリンなど。他にもアニソンを数曲。
SAWAS PHOOLとともにツアーに参加していたようで、そのツアーも観たかったなと思いました。


4バンド目はreading noteとかいうロキノン。
客が一気に増えてきて、最前列の客層がガラリと入れ替わる。彼らを目当てに観に来た「取り巻き」が結構いたようだ。
出囃子がSigur Rósの「Sæglópur」。こいつらを聴くような連中はSigur Rósなんて聴かないんだろうなと冷めた。一気に冷めた。
Ladybeardが熱くさせたソウルが一気にクールダウンだよ。ガッカリだよ。
歌い方や声や曲の雰囲気が唄人羽に似ている。ドラマーのコーラスが邪魔だった。
まだDie By Fortyのほうがカッコよかったし、熱かった。こいつらが売れてDie By Fortyが売れてないのなら何かがおかしい。どう考えても逆だろ。
それにしてもこいつらは一体何がそんなに苦しいというのだろう。ギターもボーカルもドラマーも、なぜそんなに苦しそうな顔をして演奏するのだ。


5組目はKinlay Band。
このバンドも気になっていたのですが、少し成り行きを見守りました。
7人の大所帯で、女性コーラスが2人。
5弦ベースのユカコさんがとても魅力的な女性でした。
曲調はソウル、ファンクといった感じで、多国籍感のあるエモーショナルなサウンド。
リズム隊がものすごくうまくて非常に安定感がありました。特にドラムがめっちゃくちゃうまくて、これは到底真似できないと圧倒されました。
ベースもアンプに直挿しで、エフェクターは一切なし。「わかってる」感じですね。
曲もかなり良くて、胸の奥を熱くさせるファンキーなノリを喚び起こすソウルフルな曲ばかりでした。前のreading noteがまったく心を揺さぶらなかったのに対し、Kinlay Bandがこれでもかとぐいぐい心を揺さぶってきたのが対照的でした。
最初は後ろのほうで観ていたのですが、あまりにも強い引力が働き、前へ前へと引っ張られてしまいました。後ろから押されたわけではない。人を惹きつけるものすごい力がありました。
久々にすごいバンドを観た。熱狂した。そんな気分でした。


そしてついにトリ、SAWAS PHOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOL!!!!!
司会者の発音を聴くと、SAWA'S PHOOLは、「SAWA IS PHOOL」の略であるということがわかります。所有のsではなくて、be動詞の「is」の省略形なんですね。つまり、「SAWAの花」という意味ではなく、「SAWAは花、SAWAはFOOL」という意味なんだ。
(※「PHOOL」の意味はぜひアルバム『SAWAS PHOOL』を買って確かめてください。)

SAWAさんの登場。最初に観たときはショートカットでしたが、今はウェーブがかったセミロング。かわいい。
勝負着「BOOM BOOM POW」と書かれた幾何学模様のTシャツはいつも通りでしたね。
まず1曲目に『すばらしきこのせかい』の欧米版ソング「Three Minutes Clapping」。3分間の手拍子、客席みんな手拍子だぜ!
この曲での手拍子は歓迎されるというか、手拍子しなければならない曲ですからいいんです。手が痛い! 楽しい!

2曲目もすばせかから「サムデイ」日本語版。「歌える人は歌おう!」とのSAWAさんの掛け声を受け、みんなで熱唱。ハンズアップして喉をからして歌いました。
3曲目で前のKinlay Bandのギター&ボーカルのアンディーさんがゲストとして登場。ファンキーな出で立ちで登場し、そのあまりのギャップの面白さに腹をかかえて笑ってしまいました。クール!
アンディーさんもすばせかに関わっていて、すばせかでSAWAS PHOOLとKinlay Bandは出会ったとのこと。確かにサントラの歌詞カードを見ると「Andy KINLAY」のクレジットが。
「Game Over」を披露してくれました。R.E.L.A.X! SAWAさんは後ろで聴いているだけという異色なステージ。
Kinal Bandも「B-A-S-S」と歌う曲があって、その曲のノリも凄まじいほど狂乱的だったので、つながりを感じました。

4曲目もアンディーさんソング。「Transformation」。
カッコよすぎるエモ・ソングです。疾走感がすごくて烈しい。

ここからSAWAS PHOOLの曲へ。
5曲目「SAiKO」。Don't you deny!? I don't deny!!
「Transformation」の前のMCでサイコーだ、サイコーだと連発していたから、「SAiKO」への期待が高まっていたのですが、ちょっと遅れた感じ。
この曲はとにかく熱い。アルバムの中でも一番熱い曲だと思う。「Karma Wave」よりも好きですね。
一番好きな曲は「Halfmoon」なのですが、ライブでやってくれなくて非常に残念です。

6曲目は「What's wrong with me」。
スローテンポなラブ・ソング。自分もこんな歌詞書いちゃうから、共感しちゃうんだよな。
7曲目はアルバムの出だしの曲「Gram」。まさにSAWAS PHOOLの曲であり、テーマソングであり、アンセム。
ライブで聴くと迫力があり、途中のブレイクシーンもアクセントになって滾るほど熱い渦を巻き起こしました。最高すぎる。

ここで重大発表があり、なんとSAWAS PHOOL解散!!
えーっ!! そんな!! これからどんどんCDとかも出して、ライブもいっぱい観れるのかなと思っていたのに!!
ショックをしばらく飲み込めず、呆然としてしまいました。
あわよくば昔の「SAWA」時代の曲もゲットできたらいいなあと思っていただけに、衝撃と落胆が後から一気に襲ってきてしまいました。

そしてラストの8曲目は「Karma Wave」。
カッコよすぎる。
もっとやってほしい。
もっと聴きたい。
アルバムの曲全部やってほしい。
まだ観ていたい。
このままずっと、SAWAS PHOOLのライブを観ていたい。
叫びたい。
騒ぎたい。


鳴り止まぬアンコール。
もっとやってくれ!! もっと聴きたいんだ!! 解散なんてウソだーーーー!!!
復活はまだですか? 楽しみにしています。

アンコールには、すばせかから「Jump Over Yourself」。papapayapapapa!!

ライブの余韻にいつまでも浸っていたくて、しばらく会場に残っていました。
チケットステッカーの裏側にサインしてもらおうかなとか、SAWAS PHOOLのTシャツ買おうかなと思いながら。
それにしても叫びまくった。踊りまくった。ジャンプしまくった。腕を上げまくった。拍手しまくった。このたった1回のラストライブに自分のエネルギーを注げるだけ注ぎ込んで、全身全霊でライブを聴いても、それでもまだ足りない。
香港ツアーも観たかったな。
何はともあれ、SAWAさん、SAWAS PHOOLのみなさんお疲れ様でした! またやってくれることを期待しつつ(もう本当に終わりなの?)、会場を後にしました。

出るときにLadybeardに「Charming boy」と言われ、頭を撫でられました。面白かったし、最高だった。
この日はとても楽しい一日でした。
まさに「すばらしきこのしぶや」! すばらしき一日でした。

SAWAS PHOOL本当に復活してほしい。
だってオワリはハジマリ、ハジマリはオワリなんだ!



『すばらしきこのせかい』の曲は渋谷系やクラブ、トランス、R&Bばかりだと思ったら大間違い。
ロックンロールだ! ゴリゴリのロックだ! ハードコアだ!
音楽好きこそすばせかをプレイするべきだ。

音楽だけが人の心を救えるのだから。

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