2013年4月14日

レッド・ライト

結構前に観た映画の感想ですが、キリアン・マーフィ、ロバート・デ・ニーロの『レッド・ライト』を観ました。
とても期待して観に行った作品。異能トリックの謎解き物かと思ったんですけれど、ちょっとそういう感じではありませんでした。
あまり好みに合わなかった作品ですが、やはり感想を書いておこうと思い立ちました。あまりそういう作品の感想は書かないのですが。



以下、ネタバレを含みます。ご了承ください。


いきなりカタカナで「レッド・ライト」って書いて始まる。残念極まりない。

本編は、ポルターガイストの調査シーンから始まる。
この辺りはまだ話の本筋が見えなくて、この2人は一体なにやってるんだろう、この家に住んでる人もなんか得体のしれない不気味さを感じる。
そしたら、交霊会が始まって、矢継ぎ早に物理の授業みたいなのに場面転換。
要するにこの2人――マーガレット・マシスン(シガニー・ウィーバー)と、彼女の助手であるトム・バックリー(キリアン・マーフィ)は、『TRICK』の上田次郎よろしく物理学でオカルトを解明する仕事をしているというわけだ(上田よりずっと成果は上げていそうだが)。
でも、この講義おそろしくつまらないと思った。超能力や霊能力を物理学で解明してなんになるというんだろう。そういう研究が成り立っているというわけか? いまいちピンとこない。
終盤のサイモン・シルバー(ロバート・デ・ニーロ)に対する研究シーンを見るとまあまあ納得できるけども。

で、その伝説の超能力者と謳われたサイモン・シルバーが30年ぶりに姿をあらわすわけです。
ここでタイトルが表示される。最初の黒地に白字のカタカナタイトルは一体なんなの? スクリーン間違っちゃった人用なの? すべての映画作品において、あれはやめたほうがいい。
ここからがメインストーリーで、それこそ『TRICK』のようにサイモン・シルバーの超能力の数々を物理学で暴いていく……というストーリーだと期待していたわけですよ!
ところがぎっちょんちょん、サイモン・シルバーを調べていくトム・バックリーは正体不明の怪奇現象に襲われるようになり、しかもそれがサイモン・シルバーの仕業かと思ったらそうじゃないんだってさ!
実はトムが本当の超能力で、怪奇現象は不安から生み出された無意識によって引き起こされていたんだってさ!
なんじゃそりゃ!

予告編では、『無限回廊』のようなトリックアートや、螺旋階段や赤い電球が象徴的に描かれていたけど、特に深く関わってくるものではなかった。
この作品のハイライトは「お告げ」トリックだったと思う。
でもあんなのすぐバレると思うんだけどな~。

映像チェックをしてるガキがものすごくうざい。彼はシルバーとグルだと思ったなぁ。手回しされている! みたいな展開を予想してたんだけどね。うざいだけで何も裏はなかったみたい。

ただ物足りない作品というだけでなく、期待や予想が見事に外れた、斜め上というか斜め下をいってる変な作品でした。
予告編ではとても面白そうなのに、実際に映画を見ると違うという作品の典型かな。
決して駄作というわけではないんですけどね、実に残念でした。


最後に、Delphicの「Red Lights」をぜひ聴きましょう。
まったく関係ないけどね。

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