2013年2月15日

HOTEL MEXICO『Her Decorated Post Love』Release Party

HOTEL MEXICOのニューアルバム『Her Decorated Post Love』のリリースパーティが新代田FEVERにて開催されました。
共演者はミツメにNEW HOUSEと豪華です。
DJにJesse Ruinsのメンバーを呼ぶのなら、The Beauty外してJesse Ruinsが良かったな。

新代田FEVERはLetting Up Despite Great Faultsの初回来日公演を観に行って以来ですね。実に静かな街だと思った。

実は発売日をすっかり失念していて、会場で買えばいいかなーなどと考えておりました。
でもタワレコで買いました。タワレコで買えばステッカーも付くし、ノベルティーのアコースティックCDが特典として貰えました。

アルバムを最初に聴いた感想としては一言、「微妙」。
むしろアコースティックCDの2曲のほうが好きで、やはり低音ボイスになったから戸惑ってしまったのだろう。今までの確立された「良さ」を捨てて、新しいことをやろうとしたときにファンがついてこれるかこれないか。あるいは、受け入れられるかどうか。
演奏自体はパワーアップしている。6人になったからね。前回の『SELECTION』はやっつけだなんだと言ってしまいましたが、曲自体は大好きですよ。
でも如何ともしがたい「しこり」が残って、純粋にこのアルバムを愛せなかった。
ライヴを観るまでは。

友達と2人で行きました。
HOTEL MEXICOのリリースパーティだと言うのにNEW HOUSEにチケットを取ってもらうという不道徳さ。おまけに友達頼み。まあいつものことだ、許せ。
実はここへ来る前に渋谷TSUTAYAで『アイアン・スカイ』のブルーレイ豪華版をゲットしていて到着がギリギリになってしまったが、ライヴは開場が5分や10分押すのが常なので、ちょっとぐらいの遅刻ならドリンクチケット代500円を両替しに行く余裕もできる。
まあ最終的に30分押しで終了したんだけどね。

そうそう、『アイアン・スカイ』のブルーレイ豪華版は4,000個限定の完全生産限定盤なので、興味ある人はTSUTAYAに走るか、Amazonの価格変動を常にチェックしておくといいよ。タワレコとHMVではもう売り切れたみたい(予約だけだったのかな?)。

会場ではHOTEL MEXICOの物販コーナーが賑わっている。
新Tシャツや、キャップ。CDやLPも。
ミツメのCDは僕も欲しいと思った。というより、今回のライヴを観て欲しいと思えてきた。
NEW HOUSEは変わり映えしない。HOTEL MEXICOのように、せめてレコードのジャケットだけでも変えろよ。つまらん。
以前のTシャツが欲しいなぁ。レインボーのやつ。

最前列に陣取り、NEW HOUSEを待つ。
チケットを取ってもらったのだから、NEW HOUSE目当てだということをアピールする必要がある。まあ、「BOY」Tシャツ着てんの誰だって話なんですけどね(笑)
でも今回、リリースパーティだというのにHOTEL MEXICOのTシャツ着てるの最初は僕一人しかいなかった。あとは名古屋にもいたMEXICO厨の外人だけ。計二人。寂しいぞ。

今回のNEW HOUSEは怖気づいたのかなんなのか知らんが、アニソンSEを流さなかった。がっかりした。
今期のアニメはあいまいみーとジョジョしか観ていないとはいえ、好きなアニメの曲が流れればちょっとだけテンション上がって、それがいい起爆剤になるのにね。
いいんだよ、ドン引きになろうがなんだろうがさ。フロアを見てみろよ、すでに最前列の連中とその次の列の間に深い溝ができてるじゃねえか。

ビールの無い飲み会みたいな湿気た空気になってしまいましたが、NEW HOUSE始まりました。
1曲目は「Cold Water」。何も言う必要はないってぐらい定番曲。そして代表曲。
曲が始まると、NEW HOUSEファンは体を揺らし始める。ミツメファンは、後ろのほうで冷めた目で観ている。
2曲目はなんと新曲! 僕の友達のほうがNEW HOUSEのライヴへ行っている回数は多いのですが、僕もまあまあかなりの頻度で行っていることでしょう。つまり、僕と友達が聴いたことがない曲=新曲なのです(笑)
結構良かった。モロが言ってた、新譜のリリースが楽しみですね。その後消えないことを祈りますが……。
3曲目「Empty Shop」。またプンプンが変なアレンジ加えてきて鬱陶しいんですが、彼の曲なのでそこは大目に見る。
ちょっとずけずけ書きすぎですかね? べた褒めするとセイヤが気持ち悪がるみたいなので、これぐらいがちょうどいいかなと思うのですが。
曲が固定化してきてんだよ! 「Spiral Cloud」やれオラ! ぐらい言ったほうがいいんでしょうか。

4曲目は「Natural Blessings」。ミツメファンでもなんでもいいけど、この曲を聴いて「良い」と思えない連中がなぜ今新代田FEVERにいるのか不思議だ。
まあ僕はThe Beautyを冷めた目で観ていたから人のこと言えないし、刺し違えることになると思う。
この曲を早く今のアレンジでCDで聴きたいものです。何度も言っていますね。それだけ僕も友達もプッシュしている曲なんです。
5曲目はまさかの「Path to Freedom」。もうやらないんだと思っていた。
小室ちゃんがタムを自分側に向けると、この曲か、あるいはもう1つの新曲かということになるんですが、新曲のほうかな、アレンジ整えてきたかって思ったら、まさかのPath toですよ。
テンション上がるし楽しい曲ではあるんですが、さすがに初期の頃の曲だし毎回やられると食傷気味になってしまう。でも、こうして間を空けてくれるとまた違った感じになるね。……って、毎回ライヴに足を運ぶこと前提に語っちゃダメですね(笑)
6曲目は「He Howls」。
プンプンのリフがすごく好きで、よくそんなリフ作れたな~といつも感心してしまう。
「He Howls」のライヴアレンジ版をいつかどこかで形に残るといいですね。彼らは「カタルシス効果を狙っている」とのこと。

ここで件の外人さんがNEW HOUSEに向かって叫びました。
「日本ノアニコレジャ~~ン!!」
どうやら時間に間に合わなかったらしく、最後のほうしか聴けなかったようだ。友達曰く「彼に『Natural Blessings』を聴かせたらきっと驚くんじゃないかな」。同感。

次はミツメ。
いかにもサブカル臭のする女性がぞろぞろと前にやってきて、圧迫してくる。なんだなんだ、今まで後ろにいたくせに。NEW HOUSEを聴かずにミツメは聴いて、HOTEL MEXICOを聴きもせずに帰る気だな? けっ。
なんてね。冗談です。
でもミツメの清潔そうな感じがどうもね。演奏中にビール飲んでっけどね。客層もそういうオタク臭さが無い感じ。
僕たちはNEW HOUSEやHOTEL MEXICOの見た目は冴えないけど、音楽は最高にポップな感じが好きなの。見た目も良くて音楽も良いなんてのは気に食わないわけ。
いかにもダサくて、モテるというわけでもなく、一日中家の中に引きこもっていても苦痛どころか最高に楽しいって感じな見た目・雰囲気が好きなんだ。
そういう奴らが素晴らしい音を鳴らすのが爽快なんですよ。心を揺さぶられるし、感動するんです。

ミツメの曲は、「煙突」と「Fly me to the Mars」だけ曲とタイトルが一致したけど、あとはわからなかった。
「煙突」はとても良くて、まず歌詞がいい。この「キミ」ってのは女の子なんだろうな。メカ女いいですね。
バンドは普通メインボーカルがセンターにいるものだが、ミツメは違いましたね。
なんか前回観たときとバンドの配置とか変わってる気がして、そう感じるとメンバーすら変わってるんじゃないかという気もしてきた。前回、あまり良く見てなかったし、そういえば新宿MARZの音が酷かったときのライヴじゃないか! そりゃまともに観られるわけがない。

「煙突」は何度も繰り返し聴いちゃうなぁ。

さて、The Beautyはスルーして、いよいよHOTEL MEXICOです!
HOTEL MEXICOのドラムの人(岩本氏)の見た目がすごく好きで、あのだぶだぶの一見ポンチョにも見えるボロキレのような服が引きこもり感を演出していて、なおかつ腕がすっぽりと隠れてしまうのでトリッキーなドラミングに見える。最高ですね。

6人体制になり、ステージ上が少々狭苦しい感じ。シーケンサーの人なんて全然見えないし。

1曲目は「boy」かな?
前述の通り、新譜をあまり気に入っていなかったので全然聴きこまずに来ちゃいました。そのため曲とタイトルが全然一致しない。
2曲目の「This Moon Down」を好きだと自分で言っておきながら、聴いたときに曲名が出て来なかった。まあ、ライヴの演奏はアレンジも変わっているし、聴いてもわからない曲がいくつかありますからねぇ。
この曲は特に演奏力が上がったんじゃないかなと素直に評価できる曲。まあ菊池氏のギターのストラップ付ける部分にテープべたべた貼って補強してあるし、ドラム岩本氏のスネアになんか緩衝材みたいなの貼り付けて倍音カットしていて、見た目は決していいものではないけどね。
そうそう、最初スネアの音が独特で、その緩衝材の中に何か入れてんのか? って思ったんですが、他の曲では違う音になってる。タワレコのインタビューでギターのエフェクトがどうのこうの言っていたから、ミキサーっていうかエフェクター? をフロアタムの横に設置していてそのエフェクトなのかな。

3曲目は「Wilson」。速い、速すぎる。
ただでさえアップテンポな曲なのに、さらにBPM上げて演奏してきて、抜群に盛り上がりました。
ここで衝撃発言。セトリが決まってないと。お前らリハーサルどうしたんだよ(笑)
「Do you do you haia」をやってほしかったけど、残念。
4曲目「A Space In Loveless Field」。
5曲目「Wolves Running Through The Desert」と併せて定番になりつつある曲ですね。Good。
でも、今回の「Wolves~」はドラムの切れが悪かった。なぜだろう。独特のバスドラが好きなのに。
6曲目「Starling, Tiger, Fox」。リードギター小林氏がギター弾かないで変な踊りをする曲。
曲自体はとてもいいんですが、あの変な動きが気になっちゃうんですよね、悪い意味で。っていうかもうあの踊りがこの曲だったのかどうかさえ定かではない。
なにせ、11曲もやるというボリューム満点のライヴだったんですから!

7曲目「A.I. in Dreams」かな。
もうこの辺りに来ると、感じ方が変わって来ました。
あれ? ニューアルバムいいじゃん、って。
最初の頃に感じたしこりが綺麗サッパリ消えて、純粋な気持ちで楽しめるようになりました。改めてアルバムを聴いてみる。名曲揃いじゃないか。
ファルセット・ボイスがなくなっても、HOTEL MEXICOらしさが出ているように思えた。新境地へ達したのではなく、ただ階段を一段上に昇っただけだった。
タワレコメンに選出されたのに、全然取り上げられていない。最初は特になんとも思わなかったが、このライヴを聴いたら言わずにはいられない。「聴け!」と。

8曲目「Suicide of Pops」。アルバムの記念すべき1曲目で、Tシャツも販売している。
タイトルがとても良い。タワレコのインタビューで石神龍遊氏が「AKBとか嫌いですね(笑)」とのたまうセンスに付随する曲。
僕もAKB48は嫌いだし、彼女らから派生した各地域のグループも嫌いだ。ももクロもPerfumeも好きじゃない。Perfumeに関しては一昨年CDをすべて売ってコミケで溶かした。後悔どころか、すっきりした。
でもゆいいつ、「Love the World」だけは今でも好きだな。

ポップスの自殺。握手券とかわけのわからんものをつけてCDの売り上げを水増ししたり、あまりにも似たり寄ったりなシングルばかり出して、挙句オリコンチャートにラジオ体操のCDが入ってしまうなど、近年のJ-POPの酷さは目に余るものがある。
CDが売れないんじゃない。J-POPが売れないのだ。JASRACは規制をかけて得る必要のない金を得て、誰にも歓迎されてないところも。それは「ポップスの自殺」と称するにふさわしい。
よくわからないけど、今のラノベやアニメ業界にも同じ事が言えるんじゃないか。

9曲目は僕も友達も首をひねるばかりなのですが、「G for Good」のライブアレンジ版???
龍遊氏がとても低音で歌っていますね。ファルセットで最高にポップな曲ばかりやっていたのに、びっくりするほどの低音ですね。彼らにとって次のステージ、「2nd Floor」に来たということでしょうか。
10曲目「Animals Strike Back」。
もう聴き慣れてしまいましたが、The XXの「VCR」にメロがちょこっとだけ似ているんですよね。
そしてセリフというか、小林氏が早口でなんか喋る歌詞があるんだけどさ、あれ全然聴こえないって。なんかブツブツボソボソ喋ってんだけど、え? なんか言った? って感じなんですよね。「No Good, no good……」は聴こえるんだけど。
11曲目「Dear Les Friend」。もうね、最高だよね。
タムロールが大好き。
そしてアンコール。「Its Twinkle」。
アンコール前はメキシコ! メキシコ! の嵐。
外人さんは「Its Twinkleヤッテクダサーイ!」。
「Its Twinkle」のオリエンタルな感じというか、上海とか香港とかの空気感がある出だしのイントロいいですよね(いや、どうだろう。そんな空気感あるかな)。

アンコールはもっとやってほしかった。新譜の曲全曲はやってない。「A Palm House In The Sky」をやってないんです、たぶん。アルバムの中では一番短い曲。というか7曲しかないから、アルバム自体も短いね。
次のライヴにももちろん期待しています。良いライヴでした!



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