2012年6月27日

スパイダーマン1~3

『アメイジングスパイダーマン』公開に併せて、ずっと観たいと思っていたスパイダーマン1~3を観ました。
個別に書くのも面倒くさいので、まとめて更新です(とはいえ1つずつ書いてはいますが)。

『アメイジングスパイダーマン』は3D推しですね(※2D上映の劇場もありました! 各自お調べください~)。
3Dで字幕を観るのが嫌だという方が結構大勢いらっしゃるみたいで、僕の友達もそうなんですが、字幕と3D映像が被るのが嫌なのだとか。
僕は洋画は字幕でしか観ないので、3Dで字幕は大いに結構です。『ヒューゴの不思議な発明』を観に行ったとき、近場の映画館で3D字幕がやっていなかったためにわざわざ東京行って観てきましたからねー。
塔の上のラプンツェル』を観たときも一緒に行った友達の趣向そっちのけで3D字幕で観ることを強要しましたからね(笑)

やはり洋画は字幕に限る……(※あくまでも個人の感想です)。
まあ声優さんたちもいい仕事しますけどね。

なにはともあれ、『アメイジングスパイダーマン』すごく楽しみです。予告編の映像がすごく興味を掻き立てられます。
でも今までのシリーズと配役が違うんですよね……。それだけが心配です。偽物みたいになっちゃわないか……。
観てのお楽しみですね。6月30日!(※6月23日と24日に先行上映がありましたが、本公開は30日からです)

では、感想行きましょう。



※以下、ネタバレを含みます。ご注意ください!


スパイダーマン 2002年
ずっと気にはなっていて、観たかった作品のうちの1つです。とても人気で話題にもなっていましたし、『コンスタンティン』(2005年)と併せてアメコミ原作ですからね。

蜘蛛の能力を手に入れるというのは『アラクニド』に通じるものがありますが、『アラクニド』よりもずっと科学的。
遺伝子配列をリメイクされた、いわゆる遺伝子組み換えの人口かつ新種の蜘蛛が創りだされて、その蜘蛛に噛まれて能力を手に入れるという。
当時は虫が苦手だったのでこの設定で忌避していたのかもしれません。しかし最近は『アラクニド』のおかげで虫の生態に興味が出てきたので、こういう設定に惹かれてしまいますね。虫の能力には目を瞠るものが多数存在しますから。

序盤、主人公のピーター・パーカーの性格に親近感が湧きますね。好きな女の子(隣人のMJ)にアタックできないところとか。
こういうアメリカ映画にありがちな展開なのですが、いじめられっ子が力を手に入れていじめっ子に復讐するみたいな感じ。でも面白い。
MJの気を惹くために車を買おうとして、お金をゲットするためにレスリングの試合にでるんだけど、結局大した金はもらえず~という展開もナイスですよね。
で、強盗に父親同然のおじさんを殺され、復讐心に燃え上がる。あのシーンはグッときますね。

で、友達の父親のノーマン氏が暴走し始めると……。途中まで、あんな展開になるとは思わなかったんですよ。無理やり敵を作った感じがしなくもないですが、のっぴきならない状況に追い込まれてしまったノーマン氏の気持ちはわからなくもない……。結構心情に訴えかける脚本ではありますね。

グリーンゴブリンが使う武器のなかでひとつヤバイのがありましたよね。人を一瞬で白骨化させてしまう爆弾。極度の熱で溶かしてしまっているのかもしれませんが、マジック・ザ・ギャザリングに似たようなイラストのカードがあったのを憶えています。
あとは先日あった、溶鉱炉に人が落ちてしまった事故。そのことも頭をよぎりました。あの武器をスパイダーマンになぜ使わなかったのか。最後はただの爆弾でしたからねぇ……。

終盤でMJといい感じになったのに、それを受け入れないのは彼女を守るため。巻き込んでしまうからね。
「大いなる力には大いなる責任が伴う - A great power comes great responsibility」という言葉がすごく響いてきますよね。
強盗をとっ捕まえたり、火事に巻き込まれた人を救出したり、「正しいこと」だと信じて行動しても、疎まれ、報われない感じ(逮捕しろという風潮が出まわったり)していても、最後で橋にぶら下がってるときに群集を味方につけているところとか、いわゆる「正義は勝つ」の法則に準じているので「お約束感」はどうしても払拭できないですよね。
敵が自分を家族として扱ってくれている人で、養子にしてもらって部屋を用意してもらったり、そういう恩人だというのも話型のひとつかも。「父親と戦う」というのはよくある話型のひとつですが、少しひねられていますね。ピーターがスパイダーマンだとノーマン氏が気づくのが傷跡からというのもいい展開です。
とても楽しめる作品だと感じました。


スパイダーマン2 2004年
僕の友達が、「スパイダーマンは、1は面白いよ」と言っていましたが、2も観ました。
ハリーがスパイダーマンを恨んでいるのがなんとも言えない感じですね。

最初にバイト中のピーターが配達のためにスパイダーマンになるところに、それは公私混同では? とか思っちゃったりしましたけど、“つかみ”としていいですよね。掃除用具を置いてある部屋から出てくるところとか。なにこいつ? っていう顔をした受付(管理人?)の女性の目がいいw

2のテーマは「正義のためなら毅然として夢を諦めなければならないこともある」
おばさんがそう言いますね。おばさんがあのマッドサイエンティスト、ドクター・オクタビアスから助けられたときに実はスパイダーマンの正体に気づいてるんじゃないのってずっと思っていたのですが、気づいてはいないっぽいですよね。

今回は力が弱くなる(あるいは使えなくなる)というのがキーテーマ。
原因はやっぱりMJに対する自分のあり方というか、まあ恋の悩みの一種だとは思いますが……そのあたり複雑なので一言で説明できないといったモヤモヤ感が渦巻いているんでしょうね。
一度コスチュームを捨てて、なんか重荷から開放されたかのような清々しさがピーターに宿っていますが、MJをさらわれて、使命感を取り戻し、ぐわっと力が復活してくる感じがいい。挫折感から立ち直るという展開が好きですね。

結局MJに正体がバレ……いや、本当は「もしかして」という期待があったとは思うのですが(1の最後、墓地でキスしたときにそんな反応をしますよね)、蜘蛛の巣で並んで寝て、夜空を見上げるシーンがなかなか良いですね。
もともと蜘蛛が好きだし、『アラクニド』のアリスとスパイダーマンが戦ったらどっちが強いかなーとか思いながら観てますからw

で、ハリーが悪の道に……というところで次作へ続く。
次の敵はハリーなのかーという予感を残して終わるのがいい反面、やっぱりハリウッド映画は1が売れたらすぐ3部作にしちゃうところが惰性的ですよね(とはいえ、スパイダーマンは漫画の連載も長く続いていますし、続編のネタはあるわけですから、必ずしも惰性と言い切ることはできないとは思いますが)。


スパイダーマン3 2007年
ハリーがこの3部作のラスボスか、と思っていたらまさかの宇宙生命体wwwwww
おまけにサンドマン。マルドゥック・ヴェロシティのサンドマンとは違い、全身を変えられるのは反則じゃないの。普通、あんなふうになって意志だけで動ける自体かなりぶっとんだ展開だけど、最後まで観ると、必要だからああいう設定になってるんですよね、きっと、と思える。

まあ、なんかごちゃごちゃしてます。人間関係的に。
宇宙生命体の力を使ってダークな感じになって暴走するピーターが面白すぎるというただそれだけな気もしますが。ピアノ弾けたんだね。
でも最後までその力に溺れず、抵抗する。そこは「良心」でしかないよね。ライバル的なカメラマンくんは最後まで執着したから死んじゃったし……。
ハリーは敵として立ちはだかってはいるけど、記憶喪失になって、親父であるノーマン氏の呼声で記憶を取り戻すし。あっちこっちで展開が劇的に同時進行していますね。

サンドマンは下水道で倒したかと思いきや生きてるし、初期3部作のトリと務める敵としては見事ですよね。あっけなくやられない。ハリーと協力して、ハリーはあんなことになっちゃいましたが、それでやっと倒せるという強敵を描いた展開はストーリーとしてgoodですね。
結局ピーターはサンドマンを許します。まあ強盗は事実だけど、発砲したのは事故と言えば事故ですからね。
重松清さんがおっしゃっていたように、「許す力」というのはなによりも強いのです。
3のテーマは、「復讐心は毒と同じ。いつの間にか人の心を蝕んで、醜い姿に買えてしまう」。もちろん、許すということもキーテーマなのだと思います。
サンドマンの復讐、ハリーの復讐、エディの復讐……、そして、ピーターの復讐。復讐しようとするとみんなダメになっていっています。物語の構図としてはかなりうまいですね。
最後、ハリーを無理やりにでも病院に連れてけよ! って思いますけどねー。まあ、下が野次馬でごった返してるから難しいのかもしれませんでしたが。


しかし、先日観た映画の感想を書いてる最中にテレビでスパイダーマン3がやるとは驚きでしたが、カットされまくりですな、やっぱり。
まあ、やってるから観るかーっていう分にはいいとは思うんですが、やっぱりちゃんと、観たい! と思ってる作品はDVDなりBlu-rayなり借りて観たほうがいいですな。
もっといえば、ちゃんと映画館で観たかった。

で、MJが結婚式抜け出してくるの3だと思ってましたが、2だったっけ?
なんとなくテレビ放送版を観ていたら、そんなシーンもなかったし、あー2でしたか。
最近よく記憶が混濁することが多くて困っています。

さて、アメイジングスパイダーマンがキャストも替わってしまってどうなるかわかりませんが、23日・24日の先行公開もあまり客入りはよくなかったみたいですし……(都内は入ったのかもしれませんが)。
まあ、観たいですね。ちょっと落ち着いてからにしましょう。

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